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allegory wanko 別Brog
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バーン・ジョーンズ ヘスペリディーズの楽園
ハンブルグ市立美術館

ちょっと難しいな・・・と思いつつ、挑戦。みんな、なんで素敵に作品を掲載できるんだろう。いままでちっとも期待しても裏切られるバーン=ジョーンズの偽画像。それがいきなり記事書き出したと思ったら、期待以上の作品画像。

記事 ラファエル前派 作品画像の質の違い

そうそう、この記事にあるとおり、素敵だ、好きだっていうわりに、あんまり色とか画質とか、それってディティールじゃない?っていうのを知らない(?)で記事にしているから、とっても残念な感じだった。

結局aleiもsaiもfu-も、naoさんmari、そしてmakiさんの記事、いいの使っちゃって・・・と悔しがっていたが!

正直、記事上がる前まで嫌いだった作品。でもびーっくり。

その中で、こんないい作品なら、私が記事にすればよかったと(嫌いが好きになった作品ですが)いうものを、naoさんやmariのマネで紹介していきます。





わたしが本物を知っていたら、こんなふうに記事かけたかもって、バーン=ジョーンズ、ロセッティはホント難しいんだ。なーんにも知らない人が初めて見て、好きになってくれるっていう作品画像がいい。
それでは「ヘスペリディーズの楽園」
題名で、大抵の人なら察しがつくタイトル。そうなんです。バーン=ジョーンズに興味がなかったので、画集とかそういうものなしなので・・・。

ロバート・へリッックの「地上の楽園」そのものもさす「ヘスペリディーズ(ヘスペリデス)(ヘスペリデス)」(1648)という詩。これはギリシャ神話からのお話しでもあるけれど、ウィリアム・モリスもそこが原点となる「地上楽園」を出版したんでしょう。

ヘラとゼウスの結婚に大地の女神ガイアが贈った「黄金の林檎」。パリスの黄金の林檎」とは違いますが、ヘーラー(ヘラ)はよくよく「黄金の林檎」とかかわりがあるんだ。

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4姉妹のヘスペリディーズ(ヘスペリデス)ですが、3姉妹で描かれることが多く、季節の神ホーラのようです。4人であるとされながらも3人のホーラたち。アイグレ(Aigle)、エリュテイア(Erytheia)、ヘスペリア(Hesperia)、アレトゥサ(Arethusa)はヘーラーに与えられた黄金の林檎の木をへスペリスの庭で守ります。

そのなかの一人が林檎を手にしたときにヘーラーにみつかり、百の頭を持つ竜ラードーンが木に巻きつきながらヘーラーの林檎を守っているんです。バーン=ジョーンズは、竜を蛇に見立てて描いたというところかな。

「ヘスペリデスの園」、これはバーン=ジョーンズの連作「ペルセウス」につながっていきます。メドゥーサはここで首を切り落とされたから。

そしてこの黄金の林檎。ヘラクレスの11番目のお手柄になりますが、ヘーラーの林檎は、女神アテナがもとに戻しています。

このホーソンの寓話ヘスペリディーズの楽園は、童話の「三つの金の林檎」と同じです。

たぶんバーン=ジョーンズは、ヘスペリアー(夕方の女)、アイグレー(明るい女)、エリテュイア(赤い女)の3人を描いたと思うんです。ドレスの色から。
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