James McNeill Whistler (1834-1903)
「花魁」(ポスタータイトルより)
「花魁」(ポスタータイトルより)
aleiさんが新しい「変身抄」で外国画家の描いたキモノ女性をアップした。
こちらの記事
「ジョージ・ヘンリーとブライトナーのキモノ」
わたしもblog引越しをしていて、以前のジャポニズムの記事をみつけたのでさっそくエントリーしました。
モネにしても、ゴッホにしても、ピカソにしても、なんとなく「花魁」風情が好きなようですが、賎民と卑しめられながらもヨーロッパの高級娼婦がいるように、日本の娼婦たちにも階級があり高い位につくと貧しい庶民の女性たちよりも美しく着飾り、飢えの心配もない暮らしをしていたのが花魁
でも娼婦のほとんどは貧しく病気や過酷な労働で亡くなっています。
海外でも「オランピア」や「ナナ」など、こういった裏社会で地位を得た女性を描いていますが、Saiさんのエントリーにあるジェームズ・クインの描いた日本女性は生まれながらに裕福そうな女性です。
ポスタータイトル「花魁」は、孔雀の間というところに装飾されています。そして「花魁」ではなく、孔雀の間(「La Princesse)というタイトルで。「陶器の国からきた皇女」です。青い模様の陶器が周囲に飾られています。この孔雀の間は、現在ワシントンDCのフリーアギャラリーの中にあります。
旅行された方はご存知だと思いますが、1876年にF・R・レイランドのロンドン邸のダイニングキッチンを手がけた作品です。
「Story of the room」とホイッスラーが呼んだ作品は、二羽の孔雀がそれぞれにさまざまに壁を埋め尽くして描かれています。
ジェームス・マクニール・ホイッスラー関連記事
KAFKA
灰色と緑色のハーモニー シスリー・アレクサンダー嬢
【こんな可愛いスィスリー・アレクサンダー嬢(シスリー・アレクサンダー嬢)を、日本のお屋敷の壁を背景に描いたよう。蝶々に小菊、塗り壁に落書き。この落書きこそ、落款のようにホイッスラーがサインを書いているのです。】
RE+nessance
ホイッスラー 青と銀とのノクターン バターシー古橋
REMOVE
灰色と緑色のシンフォニー 海洋 1866
浮世絵のように、落款、余白に極印のようなサイン。
La fleur eternelle
バラ色と銀色:ミセス ウィブリー
(ホィブリー夫人の肖像画)
寝椅子の上の母と子/撫子色と紫色の編曲
ノート イン レッド :お昼ね/ミリー・フィンチ
ホイッスラー 芸術至上主義
耽美主義(審美主義)なホイッスラーの作品
ラピスラズリ(瑠璃)/青と紫:ラベル・ド・ジュール(美しい日に)
透明なガウンの裸婦(フィーメィルヌード ウィズ ダイアファナスガウン)
Whistler & Ukiyoe ホイッスラー と 浮世絵
茶色と銀色:オールド・バターシー・ブリッジ 1863
広重 東海道五十三次 岡崎
art⇔Interactive⇔life 肌色と緑の薄暮:バルパライソ
青と金のノクターン−オールド・バターシー・ブリッジ
ラスキン酷評の黒と金色のノクターン 落ちる花火
Magnum Photos Photographer
肌色と緑のバリエーション: バルコニー
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